当サイトは「新国立競技場国際コンクール」および新国立競技場の建築に関する資料を、まずはウェブ上の資料を中心に、できるだけ網羅的に収集・整理していくものです。
2012年11月15日、同コンクールでザハ・ハディド氏の案が最優秀賞に選ばれ、その後、具体的な設計が進められています。こうしたなか、2013年8月15日に発表された槇文彦氏の論考(『JIA MAGAZINE』295号)に端を発して新国立競技場の建築をめぐる議論が巻き起こっているのは周知のとおりです。
しかし、この問題について、厖大な関連資料を集めて事実関係の全貌を把握するのは容易な作業ではありません。また、関連する言説は、様々な立場から、様々な媒体に発せられ、また当然ながら様々な論点を含んでおり、単に「反対/賛成」の対立に帰せられるものでもありません。
当サイトは、これら資料・言説へのアクセスを容易にすることを目的としたデータベースを作成・公開するものです。収集した記事に①時系列、②メディア別、③発信者別という三つの観点から整理し、それぞれの記事内容に対して11種類のタグを付けています。まずは「資料集」の各メニューからご覧いただければと思います。
明治大学 建築史・建築論(青井哲人)研究室
詳細は当サイトの読み方をご覧ください。
また、当サイト内資料集ページ内のコンテンツは、編集し「参考資料」でビジュアルに表しました。